2019年3月9日~19日、本学保健衛生学科看護学・検査技術学専攻学部生5名(引率教員2名)が、ネパールのカトマンズおよびポカラにて短期海外研修を行いました。
カトマンズでは、トリブバン大学医学部看護学科、大学附属病院、ネパール看護協会、JICAネパール事務所を訪問し、ネパールの保健事情、看護や医療技術の現状と課題などを学びました。ポカラでは、青年海外協力隊員の方々と受入先の皆様のご協力により、小学生や村の女性たちを対象にはみがき教室を実施することができました。またJICAが支援する母子病院やヘルスポストを訪問し、現地の日本人スタッフやネパールの医療従事者の方々から、地域での母子保健を中心に現状を学びました。
ヒマラヤ山脈の見えるゲストハウスに滞在し、ホストファミリーをはじめネパールの皆さんとの楽しい交流を通して、ネパールの美しさ、人々の暮らしぶりと温かさに触れ、「健康問題」だけではなく「人とその背景」を包括的に理解する、医療従事者に欠かせない視点・感覚を涵養できた、実り多い研修となりました。
本研修実施にあたり、国内外でご協力くださった皆様に心より御礼申し上げます。
トリブバン大学にて、看護学科の先生方と
小学校(3~5歳児対象)でのはみがき教室①
小学校(3~5歳児対象)でのはみがき教室②
ヘルスポストにて、治療について説明を受ける様子
ネパールの結婚披露宴にて