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保健衛生学科・大学院保健衛生学研究科・大学院医歯学総合研究科(生体検査科学系)

教授
准教授
講師
特任准教授
特任講師
所在地
MAIL
分野HP

概要

教育・研究について

研究

  1. DXを活用した産学連携研究
    DX(デジタルトランスフォーメーション)が医療分野と介護分野に急速に導入される時代的背景のなか、看護の視点で行う企業と連携をして進める研究です。見守り機器や介護ロボットを用いて、看護師が目の届かない患者さんの状況を連続観察し、その情報をもとにより適切なアセスメントにつなげ、効果的な介入をする、という好循環を目指した産学連携研究やトランスレーショナルリサーチを行っています。

  2. ビッグデータを活用した研究
    ビッグデータ活用が進むなか、国保データベースなど自治体が保有する医療介護レセプト情報や、病院や在宅機関や介護施設で集積されているケア記録と看護記録などを連結して、療養者の状態把握、我々看護師や介護職によるケア提供状況、療養者さんの状態の維持や悪化、療養場所の変化といったアウトカムの3つの関連性を解析し、ケアの効果のエビデンス化を目指した研究を進めています。

  3. 緩和ケアなどの個別ケアの発展に貢献する研究
    ケアの受け手に直接的に役立つテーマである、入退院支援、エンドオブライフケア、在宅緩和ケア、施設看取り、認知症ケア、レスパイトケア、治療後の在宅療養者のフレイル予防などの「個別ケアの発展」に貢献する研究を展開しています。

  4. 地域の医療・介護システム構築に関する研究
    ケア提供者自身にとって有用であり、ひいてはケアの受け手に間接的に役立つテーマとなる、看看連携、医療介護連携、産官学民連携、在宅ケア管理、離職防止、スタッフ教育などの「ケア提供者、組織、地域のシステム的発展」につながる研究を進めています。

学部教育

2~3年次の在宅看護学Ⅰ,Ⅱでは、施設医療からの移行期から在宅ターミナルに至るまでの訪問看護に関する仕組み等について学びます。その上で、演習で具体的な訪問看護技術、および看護の展開を学びます。臨地実習では、訪問看護ステーション、地域包括支援センターおよび病院の入退院支援について実際の看護経験を通して理解を深めます。
4年次の緩和ケア看護学Ⅰ, 緩和ケア看護学Ⅱでは、エンドオブライフ期にある患者とその家族のもつ全人的な苦痛とその緩和、看護支援、多職種チームアプローチ等について学びます。総合実習では、4年間で学習した知識と技術を統合し、主体的に看護実践できる力をつけていきます。卒業研究では、調査データを用いて、分析・論文執筆を通してエビデンス構築を行います。さらに看護研究の視点からも看護の理解を深め、将来、看護研究のリーダーを担う基礎力を身につけていきます。


大学院教育

大学院教育では、ゼミと個別指導を組み合わせた指導を行っています。社会情勢・諸制度の変化、国内外の研究論文の動向を踏まえ、在宅・緩和ケア看護の専門的看護実践の研究を計画し、学位論文作成につながる研究に取り組み、自立して研究できる能力を習得していきます。


〇在宅・緩和ケア看護学分野への受験希望者の方へ

患者・国民ひとりひとりに応じたケアに貢献するイノベーションを生み出すことができ、世界で活躍する研究者養成を目指しています。先行きが不透明で将来の予測が難しい時代において、正解がない状況を切り開いていく力、また、大きなプロジェクトを仲間と協力し合い進めていく力を身に着けたいと思っている方を歓迎します。
・大学院の受験を希望する方は、出願する前に、上述のメールまでご連絡下さい
・受験に関するスケジュール
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tmd.ac.jp/admissions/graduate-school/youkou/index.html

例年5月頃に大学院説明会があり、出願は6月、受験日は8月で動いています。
※年度によって、二次募集がある場合があります。


  • 研究室のメンバーの写真

    研究室のメンバーの写真

    分野メンバーで協力して教育・研究を進めています。

  • ゼミの様子の写真

    ゼミの様子の写真

    ゼミでは、大学院生の研究発表、外部講師の講義、論文の多読等を行っています。より良い研究を進めるため、分野メンバー全員で議論を行います。ゼミ以外でも、研究プロジェクト毎のミーティングを定期的に行い、研究の相談ができる環境を整えています。