2~3年次の在宅看護学Ⅰ,Ⅱでは、施設医療からの移行期から在宅ターミナルに至るまでの訪問看護に関する仕組み等について学びます。その上で、演習で具体的な訪問看護技術、および看護の展開を学びます。臨地実習では、訪問看護ステーション、地域包括支援センターおよび病院の入退院支援について実際の看護経験を通して理解を深めます。
4年次の緩和ケア看護学Ⅰ, 緩和ケア看護学Ⅱでは、エンドオブライフ期にある患者とその家族のもつ全人的な苦痛とその緩和、看護支援、多職種チームアプローチ等について学びます。総合実習では、4年間で学習した知識と技術を統合し、主体的に看護実践できる力をつけていきます。卒業研究では、調査データを用いて、分析・論文執筆を通してエビデンス構築を行います。さらに看護研究の視点からも看護の理解を深め、将来、看護研究のリーダーを担う基礎力を身につけていきます。
大学院教育では、ゼミと個別指導を組み合わせた指導を行っています。社会情勢・諸制度の変化、国内外の研究論文の動向を踏まえ、在宅・緩和ケア看護の専門的看護実践の研究を計画し、学位論文作成につながる研究に取り組み、自立して研究できる能力を習得していきます。
患者・国民ひとりひとりに応じたケアに貢献するイノベーションを生み出すことができ、世界で活躍する研究者養成を目指しています。先行きが不透明で将来の予測が難しい時代において、正解がない状況を切り開いていく力、また、大きなプロジェクトを仲間と協力し合い進めていく力を身に着けたいと思っている方を歓迎します。
・大学院の受験を希望する方は、出願する前に、上述のメールまでご連絡下さい
・受験に関するスケジュール
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tmd.ac.jp/admissions/graduate-school/youkou/index.html
例年5月頃に大学院説明会があり、出願は6月、受験日は8月で動いています。
※年度によって、二次募集がある場合があります。