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医学科・大学院医歯学総合研究科(医学系)

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概要

研究・教育について

本講座における研究は、整形外科領域における最新の治療を開発し臨床応用を実現することを目的とする。現在進行中の主な研究テーマは以下のとおりである。

  • 骨の再生医療
    外傷や骨腫瘍などで生じた大きな骨欠損は、骨折とは異なり自己治癒能力のみでは再生することはない。また、欠損が残存したままでは日常生活を送ることすら困難になる。我々は、骨再生の足場となる人工材料に骨髄間葉系幹細胞や薬剤などを組み合わせた骨再生方法の開発を進め、その臨床応用を目指した研究を行っている。
  • 人工骨の開発、評価、応用法の開発
    骨再生の足場となる新規人工骨の開発と評価を行っている。これまでの成果ではスポンジ状の弾力性と優れた操作性を有した多孔質ハイドロキシアパタイト・コラーゲン(HAp/Col)の開発に成功した。産学官連携で研究開発がすすめられ、既に臨床治験も終了しており、今後は整形外科手術で広く使用されていくことと考えられる。また、今後は、この多孔質HAp/Colを薬剤の担体として使用した新しい治療法の開発も進めていく予定である。
  • 骨、軟骨の加齢による変性メカニズムの解明
    骨粗鬆症や変形性関節症などの加齢に伴う退行変性の分子学的メカニズムの解析を行い、新規治療法の開発を目指している。
  • 人工股関節のデザイン解析
    これまでに行われた人工股関節置換術の臨床成績を客観的に評価し新規人工股関節のデザインや素材の開発に役立つフィードバックを行うことで、新しい人工股関節の開発につなげることを目指している。

上記の他にも基礎的な研究から臨床応用に近い研究まで、様々な研究を行っているが、研究内容は、テーマを決定する段階から整形外科学分野と連携し、常にディスカッション等を行いながら進めている。
教育に関しては、整形外科学分野の大学院生の研究指導、論文指導を中心に行っている。実験室での実技指導の他、週2回のリサーチプログレスとジャーナルクラブなどを通しての研究指導および論文指導を行い、学位の取得と海外一流ジャーナルへの掲載を目指す。

  • 骨髄由来間葉系幹細胞を用いた骨再生。

    骨髄由来間葉系幹細胞を用いた骨再生。

  • 新規開発の人工骨多孔質HAp/Colの開発と薬剤を組み合わせた骨再生。

    新規開発の人工骨多孔質HAp/Colの開発と薬剤を組み合わせた骨再生。

  • Non coding RNAをターゲットとした病態解析、診断技術および治療開発

業績

業績1

Sugata Y, Sotome S, Yuasa M, Hirano M, Shinomiya K, Okawa A. (2011) Effects of the systemic administration of alendronate on bone formation in a porous hydroxyapatite/collagen composite and resorption by osteoclasts in a bone defect model in rabbits. The Journal of bone and joint surgery. British volume 93(4):510-516

業績2

aehara H, Sotome S, Yoshii T, Torigoe I, Kawasaki Y, Sugata Y, Yuasa M, Hirano M, Mochizuki N, Kikuchi M, Shinomiya K, Okawa A. (2010) Repair of large osteochondral defects in rabbits using porous hydroxyapatite/collagen (HAp/Col) and fibroblast growth factor-2 (FGF-2). Journal of orthopaedic research 28(5):677-686

業績3

Yoshii T, Sotome S, Torigoe I, Maehara H, Sugata Y, Yamada T, Shinomiya K, Okawa A. (2010) Isolation of osteogenic progenitor cells from trabecular bone for bone tissue engineering. Tissue engineering. Part A 16(3):933-942

業績4

Kawasaki Y, Sotome S, Yoshii T, Torigoe I, Maehara H, Sugata Y, Hirano M, Mochizuki N, Shinomiya K, Okawa A. (2010) Effects of gamma-ray irradiation on mechanical properties, osteoconductivity, and absorption of porous hydroxyapatite/collagen. Journal of biomedical material research B Applied Biomaterials 92(1):161-167

業績5

Shimizu S, Okuda N, Kato N, Rittling SR, Okawa A, Shinomiya K, Muneta T, Denhardt DT, Noda M, Tsuji K, Asou Y.(2010) Osteopontin deficiency impairs wear debris-induced osteolysis via regulation of cytokine secretion from murine macrophages. Arthritis and rheumatism 62(5):1329-1337